何をしてはるんやおのれは。少し臆病。赤の狐面。ぐだぐだ。コオロギの妖怪。心地よい音を出して、まわりの生き物をころりと眠らせる。[鬼太郎(おにたろう)] けんかっ早いが、棍棒には弾力があるため争いにならない。最後はがんだけ飛ばして帰っていくという。[あんぐりこ] 山小屋に潜み、近づいた人間を襲う。歯並びの良さを褒めると苦笑いをして帰る。[かりふらわーい][三ツ目ミミズ] おどろかすのが大好き。[怪魚(かいぎょ)] 人面魚。[まいったなぁ] 怨みをもった何かの動物が幽霊になったものといわれている。ひたすら見つめてくるので、こちらも見つめ返すと「まいったなぁ」と言いそうな目をして消えてしまう。風呂場に現れる妖怪。こちらがあからさまに迷惑そうな態度をとると、ある日出ていくという。般若面の蜘蛛。男の人間を喰うが、女性には比較的優しい。[ばったもん] 品に化ける。[戸のぞき] 戸を閉めると、動かなくなる。[らんちう] 金魚のお化け。[がんみ] ガン見妖怪。[おけが] 長く伸ばした毛で人を捕まえる。夏の夕風をうけて。[溶卵(ときたまご)] 溶いた卵の妖怪。提灯頭。驚。[ししみ] 見つめられたまま放置しておくと、次から次に災いが降りかかる。[孫様(まごさま)] 魂を吸いとる。南方の妖怪。面屋。[ばっくれ] 立場が不利になると突然消える。ちょいと一服。骨忍。体が繋がっている限り、斬られても動き続ける。[水団子(みずだんご)] 水のかたまり。水を飲もうと近づいた生き物を巻き込んでいく。誰とも目を合わせない。ふれんどりいな妖怪。仲良くなりたくて人や妖怪を追いかける。あべこべ虫。お金を拾い集める妖怪。[火嵐デンデン(ひあらしでんでん)] 背中のでんでん太鼓を鳴らして、火力を上げる。徘徊する。[のらりくらり] 亀の甲に宿り、うごくもの。鋭くとがる長い爪が生えた大きな手で、おいしいお茶を淹れてくれる。目が合うと微笑み返してくる。だるっけ。魚の他に、キャベツのような歯ごたえのある野菜も食べる。[ヤママズシ] 山で暮らす妖怪。[お犬の天様] 何も食べなくても平気だが、人からもらった供物などは食べる。呪い烏にご用心。[胃瓢箪(いびょうたん)] ひょうたん型の妖怪。虫を吸いこんで食べる。水中を泳ぎ、陸にあがると尾で歩く。あいたた。悪酔い。まごころこめて。一同びっくり。どしり。[毛毛障子(もうもうしょうじ)] もうもうと。[カンテラお化け] 密かにランプの下に住みつく。へえ、なんでございまひょ。蛇の道は蛇。背中を歩く動物を丸呑みする。[河童(かっぱ)] 畳なりの河童。日本のあちこちで伝承が残っている、実在する妖怪。異形の角頭。鼻。[微塵子(みじんこ)] わりと大きい。水のあるところから出てくる。羽虫。[のった] 人を祟るという。背が高い。[炙と凍(あぶるとしみる)] 五大赤鬼青鬼にあげられる一組。それぞれ火、氷をまとった金棒をもっている。[燻り兎(くゆりうさぎ)] キセルを使ううさぎ。目鼻口。たまに耳もいる。[天狗旗魚(てんぐかじき)] 船に穴をあけて沈める。[地這(ちはい)] 相手の有り金をこっそりいただく。よそおい。[あうみおゐぬ] 足をわさわさして浮く。[つぐ] 山火事をおこす。[おたこやん] とある漁村に出没する。お祭りの際に多くの人に目撃されたという。[あらよっと] 小さな妖怪。腕や足に噛みついて、歯形をつける。大きい海鳴りと共にあらわれる。霞牛。[紅葉狐(もみじぎつね)] 秋に色づく八尾狐。まぎらわしい。[のどろ] 寝不足のような。[左] 黒い妖怪。言葉を使わず、ぼそぼそと適当に声をだす。 [右] 滝つぼあたりに住む老人の妖怪。相手の声を必死に聞き取ろうとしている様子。[夜琵(よなび)] 夜に琵琶のような音をだして、人間をおびき寄せる。いたち。茂みから飛び出しておどろかす。[ろくろ招き猫] お客を直接招く。のどの下を撫でると気持ちよさそうにして放してくれる。[いくら人] いくらの中に紛れる。醤油に浸かることも。[大足(おおあし)] 突然現れては、家を踏み抜いていく。右足と左足がいる。[鯰トカゲ] 沼地にいる。[朱印の霊(しゅいんのれい)] 死んだ犬が赤い影のような姿で主人の下へ戻ってくることがある。しかし常人にはその姿が見えないという。顔まで湯に浸かる。勝手に印を押していく妖怪。朱肉の上で足踏みをしていたら要注意。[河雛(かわひな)] 川の魚をとって食べる。空を飛ぶ妖怪になりたいらしい。お花の香りが好き。いくべきかとどまるべきか。秋の寒さを感じ、衣服を求める。[ゆとりんご] 厠の一室を丸一日占領する。翌日は違う厠へ移動する。華奢な弁慶と、大男の牛若丸。[燈籠蛙(とうろうがえる)] 浮いている。たまに鳴く。[紅葉蟲(もみじむし)] 紅葉に化ける。[手桶小僧(ておけこぞう)] お気楽。[苔生(こけむし)] 苔毛虫。[おんぶえび][うねり猫] 猫とは全く異なる声をだす。夜な夜な道を這い回る。[畳武者(たたみむしゃ)] 戦により血しぶきを浴びた畳が武者となった。