嫌すぎる。金魚鉢頭。のらり竜。[丸腰(まるごし)] すぐにどこかへ逃げていくが、そんなに早くない。切羽詰まると拳で攻撃してくる。げろった。隙あらば、近くにいる生き物をぱくりと食べてしまう。[ねお] 背中側に顔が向いた妖怪。壁を這い回って人を驚かすが、逆に驚かせると逃げていくという。[雑車(ざっしゃ)] 糸玉が本体。気に入ったものを体にくっつけて、糸で操りながら移動する。[髪喰(かみくい)] 髪の毛を食べる妖怪。するするとそうめんのように食べるので、食べられた本人は毛が減っていることに気付かない。目の前に立つと鬼の形相をし、しばらくすると唾を吐きかける。[大口魂(おおぐちだま)] 大口を開けているだけ。[遊泳目薬箪笥(ゆうえいめぐすりたんす)] この浮遊するタンスには薬草のお化けが住みついている。たまに薬を調合して妖怪に商いを行うが、人間には売ってくれない。食器のつくもがみ。耳元で呪文を囁き、病気にしたり、治したりする。[すやりねこ] 取り憑かれると、すやりと深い眠りにつく。取り憑きやすいと分かると、毎日やってくる。昼から夕方にかけて出没。黒い彼岸花。今日こそはお片付け。[脆鐘法師(もろがねぼうし)] とても怒っているらしい。唸り声をあげる。[羽毛天(うもうてん)] 山奥に住む。奇妙な声で鳴きながら飛び回る。[ぐじゃっぺえ]捕らえられた男は、いやみを言いまくられたらしい。[まつの毛丸] 奇怪睫毛。[おびわら] どちゃらか走る妖怪。巻物の妖怪。ポエムのようなものが書き連ねてある。目をキョロつかせるが、おとなしく読ませてくれる。[臼頭(うすあたま)] 作ったお餅をくれる。[悪泥髑髏(あくでいどくろ)] どろどろと音をたてながら墓場に現れる怨霊。[しゃぎしゃぎ] 歪に回転。[雀の仕い(すずめのつかい)] 竹林で迷子になったものがいると、出口まで案内してくれる。[お芋狐(おいもぎつね)] 兄弟揃って母親のもとへ帰る様子。夜の睡魔妖怪。布団に取り憑き、大あくびをして人間を誘う。[たこだこ]思わずあんぐり。[目移(めうつり)]厳めしい雲。お椀を逆さに置いておくと、いつの間にか妖怪がかぶっていることがある。心地よい一時。[たんすっち] 台に化けて、背中に置かれた物を喰う。[移名(うつしな)] 名前を悟られると、あちら側の世界へ引きずり込まれ、戻れなくなるという。おちゃらけ。[犬馬(いぬうま)] 走るいぬうまさん。[針頭髪(はりとうはつ)] 木の葉ならなんでも食べる。[黒鬼やんま] 大きいトンボ。輪を描くようにぐるぐる回ったりする。[影千鳥(かげちどり)] 群れを作る。不浄な山でゆらゆら飛ぶ。[どってんぼう] いきなり背中から押して転倒させる妖怪。お年頃。頭が豆腐小僧。[足巻(あしまき)] 巻き付かれている間は、足の疲労感を感じない。将棋の時間。二度寝、三度寝し放題。[せんば狸の魂] ほんのり光っている。[毛坊主(けぼうず)][埃柱(ほこりばしら)] ふきだまった埃がある日突然噴き出す。大型化け魚。三つ目鼻。をかし。[ぐったり猫] ぐったりとしている。[にったり猫] にたにた笑う猫。[はったり猫] 長く伸びた毛を大きな猫に見立てている。残念~拙者も妖怪でござんした~。[月食(つきはみ)] 月を食う。狛宮司。[まなこなまこ] なまこの妖怪。[根菜小僧(こんさいこぞう)] 泥遊び大好き。逆筆。十二支のお面。一人の面師による創作面。鬼ヶ島十人衆の一人。赤鬼。力持ちで酒好きだが、酒が切れると怒って自分の角を磨く。鬼ヶ島十人衆の一人。白鬼。鬼ヶ島一の剣の達人で、その実力は一振りで千ものかまぼこを真っ二つにできるほど。鬼ヶ島十人衆の一人。黄鬼。誰かに似ているなどの言葉を耳にすると、金棒を投げてくる。鬼ヶ島十人衆の一人。紫鬼。人間を目にすると、両手にもった棘付きの鉄棒で畑を耕すように頼んでくる。鬼ヶ島十人衆の一人。黒鬼。桃太郎をリスペクトしている。鬼ヶ島十人衆の一人。青鬼。自分が鬼である実感があまりない様子。鬼ヶ島十人衆の一人。桃鬼。部下に毎日巨大おにぎりを作らせているが、中の具が前の日と同じだと、怒って部下を具にする。鬼ヶ島十人衆の一人。緑鬼。二本の巨大な鉈(なた)を振り回し、人間に魚料理をふるまうのが好き。鬼ヶ島十人衆の一人。茶鬼。風神雷神の要素を取り入れたものの、風や雷を操れるようになった訳でもないので、ちょっと恥ずかしい。鬼ヶ島十人衆の一人で、鬼ヶ島の主。金鬼。肉を食べようとすると虎頭に食われ、野菜を食べようとすると牛頭に食われてしまうので、仕方なく毎日大豆を食べている。節分の日はうんざり。自分のことを鬼だと思い込んで、鬼ヶ島暮らしをしていた。猫妖怪だと分かってからは、猫じゃらしにじゃれる日々。[べっちゃか竜] 滝壺から飛びだす。[おどろ目] いつも見ている。[毛筆狐(もうひつぎつね)] 筆のような狐。[軋橋(きしみばし)] 突然暴れはじめる橋。移動した後、いつの間にかまた架かっている。皮膚に寄生し、そのまま伸びて宝毛になったりする。巨大出目金の空中遊泳。[おばけ障子] 顔を描かれた障子のお化け。足下にご注意。[わらみの] ちょっかいを出すと、引っ掻いてくる。妖光の木。凶みくじ。結ばれてもなお不幸お届け致し候。[猿魂(さるたま)] 枝からだらんとぶら下がっている。否定ばかりする、ねちねちと語る妖怪。[餓鬼布団(がきぶとん)] これに辺りを走り回られるとたちまち眠くなるという。数が多いほど厄介。燃え疲れ。なんか変な奴が混じってる事にみんな気付いて、戦どころじゃなくなった。斬られても、アロマの良い香りがするだけの様子。[カラッピー] 昭和妖怪。あいさつすると駄菓子をくれる。[染海豚(そめいるか)] 染めものイルカ。[霞虚無僧(かすみこむそう)] 朝方と夕方、うっすらと現れて尺八を吹く。かっぱの言霊。泥墨坊。怨念たっぷり。木の葉お化け。風を無視して好きな所へ。[天狗蝿(てんぐばえ)] 無駄ごとを頭に植えつけていく。[ちらかし] 散らかす妖怪。