[見開き梟(みひらきふくろう)] 思わず目を見開く。笑えなくても笑ってられる面。意気揚々。[怪力ナメクジ] 踏まれると怪力を発揮し、逆に人間を押し返してしまうほどの力をもつナメクジ。みかんの皮。中に実があるかのように、まん丸に擬態する。食べようとして掴んだところ、皮だけだと気付いた人間の反応を堪能した後、凄まじい速さで逃げていくという。[どたま魚(どたまうお)] 丸玉鮟鱇。[巨顔烏(きょがんがらす)] 目をギョロつかせながら歩く。歩く花形ニンジン。見えなくても平気。うぱ。[化巾着(ばけぎんちゃく)] うっかり何かを入れると食べられてしまう。おばけ南瓜。ういろうくれなきゃいたずらしちゃうぞ。[小棘鼠(ことげねずみ)] さわると、背中の細かいトゲが刺さってしまうので注意。[欺茸(あざむきだけ)] 見下してくる。すかすかなので煙草を吸うとこうなる。だるま落とし。うそやん。妖怪の壁どん。[赤面(せきめん)] ナンジャイ。恨めしい。のんべえ蒟蒻。古代恐竜埴輪物語。隙あらばムシャリ。[壷守(つぼもり)] つぼから突然出てくる。[ガラノハワ] 長い。[おくれ時(おくれどき)] これが時計に取り憑くと、時間の流れがとても遅く感じる。おふざけ。ほおら言ったやんけ~。菓子ぱんとやらも、なかなかおつな味でんな。うおお。つぶ口。青顎。たまねぎ頭。[おれんさん] オホホホ…と笑いながら飛ぶ[石々様(しゃくしゃくさま)] いしおばけ。[甲天狗虫(かぶとてんぐむし)] うちわ代わりに銀杏を使う。三チャウチャウ。驚かすのは好きだけど、驚かされるのは大嫌い。[火鼓(ひつづみ)] 鼓を打つ火頭。[アザミ] 骨を食べる。とりあえず武器をもっていく。[ひじき神(ひじきがみ)] 隙あらばひじきを食わせて血のめぐりをよくさせようとしてくる。[髑髏泥(どくろどろ)] 泥に溶け込む。キムチが好き。[びんちゃま] 怒らせちゃ駄目。[書鬼(しょき)] 本の鬼。つぼから出てくることが多い。[火炎楓(かえんかえで)] 燃えさかる紅葉。[まちけら] 差し足。鍋具材妖怪いろいろ。あぁ~らおいしそお![散歩犬(さんぽいぬ)] 自主散歩する犬。両の手でわさわさ歩く。[葉笠太郎(はがさたろう)] さらさらと草がなびくような音を出す。[ざっくり魔] 取り憑かれると、言うことがすべてざっくりになってしまう。カッパっぽい妖怪。[猫玉(ねこだま)] 猫の毛玉が妖怪になったもの。赤い鳥。[こうもりお化け蛸] ゆらゆらと空中遊泳。たこを好んで食べる。[強面瓦(こわもてがわら)] 前の一枚だけ怖い顔。[鼻爺(はなじい)] 鼻をさわられると怒る。[けだらざとう] 夜になるとかさかさ走る。竜宮城に行ける理由がない、無念の浦島。[即消黒子(そくしょうくろこ)] 人間が目の当たりにしてしまった怪奇現象や色々都合の悪い記憶をすぐ消しに来る。人々が混乱に陥らないよう、かなり高速で消し回っているが、漏れもある。[面倒(めんどう)] 面倒臭を放ち、周囲を面倒臭くさせる。シートベルトの隙間に入り込んで、締まりを悪くする。ぎょろ。[予鳥(よちょう)] 不穏な空気をかもしだす鳥妖怪。この妖怪が群れをなし、木にとまってこちらをじっと見つめていたら、10円なくす可能性が高い。[蜥蜴の尻尾丸(とかげのしっぽまる)] トカゲが切り落としたしっぽが妖怪となった。ただのしっぽだと思い油断していると、痛い目にあう。[つららぼうぼう] つららの虫。[大耳兎] 耳の大きな兎。[小雪降らし][大雪降らし]頭でっかち。[木影鬼(こかげおに)] 元気な小鬼。武の道を極める犬。漬け物あるところに現れる。作りかけの木彫り熊が妖怪となった。みっけた。なにやら香ばしい。男は背中で語るというけど、けっこう露骨に語る。吹雪鹿。冷え冷え。血圧の上昇を促す。すごい無理して歩く。[こぼれ木(こぼれぎ)] 枝先から雫をこぼす。ナマズが滝を昇り、不格好な竜頭となった。[大根足・人参足・芋足] おかんの腕の見せ所。[嘘吐(うそつき)] つかなくてもいい嘘をついちゃって、後で後悔。[天井主(てんじょうぬし)] 天井に住みつき、災いをもたらす妖怪を食べてくれる。[妖狐十面相(ようこじゅうめんそう)] 化けの皮を沢山もつ。ぽっくり大成功。[硯蛙(すずりがえる)] 墨汁から旅立つ子蛙たち。[布団ごもり] 気温が低いほど力を増す。[輪の人(わのひと)] 輪っかをくぐると、異次元に行けるという。[揚げ足鳥(あげあしとり)] 取り憑かれると、やたら相手の揚げ足を取りたくなってしまう。そして揚げ足をとられた方は、唐揚げが食べたくなってしまうので注意。[白怪毛(しろかいもう)] 雪原を飛ぶ。さぼりたい気持ちを強くさせる。[どんろう丸] 寂しい感情に反応して表れる。